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2011年3月10日 (木)

ジャッカルの日<フレッド・ジンネマン監督作品>

お勧め名作映画談義

【ジャッカルの日】

イギリス=フランス
1973年製作
監督:フレッド・ジンネマン
出演:エドワード・フォミックス
ミシェル・ロンスダール

フレッド・ジンネマンの

ドキュメンタリー風リアリズム演出!

ドキュメンタリー風に話しが進んでいく、

特筆なのが、暗殺者の人間性が全く見えない

という演出です。

ただ、ひたすらプロとして依頼された

殺しを遂行する。

身のこなしもかっこいい。

ただ暗殺者が仕事を遂行する理由が

まったく描かれていない。

お金だけです。

この暗殺者の人間性が分からない。

この暗殺者の感情が全くわからない。

それが、カッコよく感じもします。

なにかなんの感情もなく、理由もわからず、

日々職務を遂行する現代社会を描いている

ようにも感じました。

原作は世界的なベストセラーになった

フレデリック・フォーサイス。

ド・ゴール大統領を狙う暗殺者ジャッカル

(フォックス)と、フランス司法警察の

ルヴェル警視(ロンスダール)の息づまる

追跡、追跡。

暗殺者が標的を殺すのが先か、

暗殺者を見つけるのが先か!

誰が標的か、、殺し屋の正体はだれか、

殺し屋は逃げるわけではなく、姿を変えながら

標的に近づいていきます。

その痕跡を地道に辿っていく警視。

派手なアクションや銃撃戦もありませんが、

かなりスリリングです。

面白いです。

また、ルヴェル警視(ロンスダール)のキャラクター

は味があっていい。

人間味の全くない暗殺者と

人間味あふれる中年警視という対比が

無味乾燥ともなりがちな、

この映画にヒューマンドラマ的な雰囲気

も醸し出しています。

ちょっとホッとします。

最後は人間性が勝利する!

なんかこんな映画です。

ハリウッドでもリメイクされました、

主演は、リチャード・ギア、ブルース・ウィルス

でしたね、、

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